目次
■ 導入前の課題
当社クライアントの人材紹介会社では、毎日数十〜数百件の求人を複数媒体に掲載しているため、
- 求人の出稿作業が膨大
- 媒体ごとに入力項目が違う
- 過去求人が放置され、クライアント企業からの苦情が増加
- 担当者による 更新漏れ・削除漏れ が頻発
- 求人のない案件が掲載しっぱなしでブランド毀損につながる
という課題を抱えていた。
特に 紹介予定が終了した求人の削除業務 は人の判断が必要で、
「消し忘れ」「間違って消す」が起きやすかった。
スタッフ2〜3名で毎日3〜5時間をこの作業に費やしており、
本来の営業活動・候補者対応に時間が使えていなかった。
■ 提供した解決策
Timebirth では、人材紹介会社向けに以下2つの機能を組み合わせた
大量求人自動管理システムを構築した。
① 求人の自動出稿システム
- Excel / スプレッドシートの求人データを自動で読み込み
- 媒体ごとの書式に合わせて整形・変換
- 必要な画像・属性・給与情報を自動補正
- 複数媒体に一括反映
- 「公開日」「終了日」「媒体ごとに異なる項目」を自動制御
② 過去求人の自動削除システム
- 毎日深夜にスケジュール実行
- 終了した求人を該当媒体から自動削除
- 企業別/案件別のルールにも対応(例:終了から7日後に削除)
■ システム詳細
- 使用技術:Python / RPA / Google Apps Script / API連携
- 確認画面・ログ機能つき(削除・更新履歴を常に確認可能)
- 媒体ごとの仕様変更に自動対応できる構造
- クライアント別の求人テンプレを自動切替
- 1クリック出稿 or 完全自動の両方に対応
■ 導入効果
求人更新作業:月70時間 → 0時間
削除漏れ:ほぼゼロ化
「掲載終了した求人が残っている」というクレームが完全に消失。
担当者2名分の作業が消滅し、候補者対応に集中
営業活動・面談対応に時間を割けるようになり、
結果的に 紹介成約率も改善。
媒体ごとの運用ルールを標準化し、属人化を解消