導入前の課題

採用代行会社では、応募者から届く 履歴書PDFを自社システムへ手入力する作業が、
最も「単純で時間を奪う業務」だった。

担当者が抱えていた問題は次の通り

  • PDFのフォーマットが毎回バラバラ
  • 氏名・住所・学歴・職歴を抜き出すのが手作業
  • 1件あたり3〜5分、応募が多い日は1〜2時間が消える
  • 誤字・転記ミスが発生しやすい
  • 作業が属人化し、繁忙期は処理が追いつかない

つまり、
応募が増えるほど「事務作業の負担」も比例して増える構造になっていた。

提供した解決策

Timebirth が構築したのは、

Google Drive に PDF を放り込むだけで

AI が自動解析 → 取り込み直前の状態まで整形してくれるシステム。

担当者がやるのは ボタン1つ押して確定させるだけ

機能詳細(What We Built)

① Google Drive のフォルダを自動監視

  • 指定フォルダに PDF をアップするだけ
  • 新しいファイルを検知して即処理
  • ファイル名から候補者情報の推定も可能(任意)

② AIがPDFを自動で読み取り → テキスト化

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 連絡先
  • 学歴
  • 職歴
  • スキル・資格
  • 備考欄の自由記述

履歴書のレイアウトが崩れていても認識可能。

③ 自社システムに合わせた取り込み用データに自動整形

  • JSON / CSV / API用データなどに自動変換
  • 学歴・職歴を項目ごとに分解
  • 記述のゆれの統一(例:H30 → 2018)
  • 空欄・異常値のチェック
  • 取り込み前のプレビュー画面用データを生成

ここまで自動で行うため、
担当者が行うのは 「確認してOKを押すだけ」の状態になる。

④ ボタン1つで自社システムへ取り込み

  • プレビュー → OK → システム反映
  • 自動でログを保存
  • 重複登録の防止ロジックも搭載

導入効果

履歴書転記作業:1件3〜5分 → 0分

応募者10名で 30〜50分 → 0分

属人化の解消(誰でも同じ品質で処理できる)

転記ミスがゼロに

処理スピードが改善し、候補者連絡が早くなる