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残業の9割は「RPAを知らない大人」が生み出している

RPAに興味はある。でも導入は進まない――なぜ?

「業務効率化、そろそろ本格的に取り組まないといけない」
「RPAって便利そう。でも、ウチの会社でも使えるのかな?」

このように感じたことのある企業は、今とても多くなっています。
特に、社員数10〜300名規模の企業では「人手をかけずに効率化したい」というニーズが明確にある一方で、「何から手をつけたらいいか分からない」「相談できる相手がいない」という行動のブレーキも同時に存在します。

実際、RPAツールを導入してみた企業の中でも、次のような声はよく聞かれます。

  • 「結局、誰も使いこなせなかった」
  • 「日々の運用が想像以上に面倒だった」
  • 「自動化したい業務がうまく洗い出せなかった」

RPAは「導入すること」ではなく、「定着させて使い続けること」が成功のカギです。
しかし、それには自動化の対象業務を選ぶ力シナリオを維持・改善する体制が必要で、ここを自力で整備できる企業はほとんどありません。

つまり、RPA導入を考えて止まってしまう企業の多くは、「やる気はある。でも誰にも相談できない」状態にあるのです。
ツールを買うことはできても、運用まで含めた自動化の設計と保守ができない。そんな中で、社内のDX推進者だけが孤軍奮闘してしまっているのが現実です。

この「進めたいのに動けない」状態を打開するには、RPAを丸投げできる相手の存在が不可欠です。

「これ、自動化できますよ」に気づけない日常

たとえば、税理士に「この経費、控除できますよ」と言われて驚いた経験はありませんか?

それとまったく同じことが、RPAの世界でも日常的に起きています。

というのも、多くの企業には、「当たり前すぎて疑問を持たなかった手作業」が山ほど存在しているのです。たとえば、こんな業務が代表例です。

  • データをスプレッドシートから別のフォームにコピペする
  • 定期レポートをExcelから転記して、メールで送る
  • クラウドサービスの画面を1件ずつチェックして、進捗管理表を更新する

どれも一見「しょうがない」「うちのやり方」と思いがちな業務ですが、RPAを熟知した人間から見れば、すぐにでも自動化できる対象です。

しかし、現場の担当者にとっては、「不便ではあるけど言語化できない」状態が続きます。
「本当は効率化したいけど、どこをどう言えばいいか分からない」
「ラクになりたいとは思っているけど、それを相談できる専門家がいない」

――この状態では、自動化の一歩目は踏み出せません。

さらに、RPAは「目的が明確な人向けのツール」として設計されているため、そもそも課題の発見や整理に弱いという欠点があります。

だからこそ必要なのは、「あなたの業務、ここが自動化できますよ」と言ってくれるパートナーです。
ウゴクラは、そんな“言語化されていない不便さ”を見つけて、整えて、自動化することを得意としています。

ウゴクラという選択肢併走型RPA支援とは?

RPAツールを導入するだけで、すべての業務が劇的に変わる――そんな幻想を持って始めたものの、「現場に定着しなかった」「誰も使いこなせなかった」という結末を迎える企業は少なくありません。

RPAはあくまで道具です。
本当に重要なのは、そのツールを「どこで・どう使うか」を決める設計と、使い続けられる運用の部分です。

弊社が提供する「ウゴクラ」は、こうした設計と運用にまで深く入り込む、併走型のRPA支援サービスです。

■ ウゴクラがやることは、RPAの「前」と「後」も全部。

一般的なRPA導入支援では、以下のような流れが多いでしょう。

  1. 業務ヒアリング(簡易)
  2. RPAシナリオ設計
  3. 導入サポート(初期設定)
  4. 簡易的な操作マニュアル提供

一見、親切に見えるかもしれません。
ですが、この流れでは「そもそも何が問題なのか?」を深掘りしないまま自動化を始めてしまうため、
・自動化の優先順位がズレる
・業務の一部だけが中途半端に自動化されてしまう
・属人化やブラックボックスが放置される
といった問題が起こります。

■ ウゴクラは、「業務の見える化」からスタートする

ウゴクラのアプローチは違います。私たちはまず、業務の全体像を「構造」として把握するところから始めます。

  • どんなフローで業務が行われているか
  • どの部分が手作業か
  • ミスや手戻りが発生している箇所はどこか
  • 担当者が暗黙のうちにやっている「言語化されていない作業」は何か

このような観点から、業務の棚卸し・可視化を一緒に行い、「何を、なぜ、どう自動化するか」を一緒に設計します。これがRPAコンサルではなく、業務改善パートナーとしてのウゴクラの特徴です。

■ 実装して終わり、ではなく「使い続けられる仕組み」まで責任を持つ

また、多くのRPA導入支援では、実装後の保守が見落とされがちです。
特にWebスクレイピングやクラウドサービス連携など、外部要素を扱う自動化では、下記のようなことが頻繁に発生します。

  • 自動化対象のサイトのUIが変更され、エラーが出る
  • ログインセッションの仕様が変わって動かなくなる
  • 新しい業務が追加され、既存フローと齟齬が出る

これらを社内の担当者だけで対処するのは、ほぼ不可能です。

ウゴクラでは、こうした変化に応じた定期的な保守・更新対応まで含めて支援するため、
「使い始めたら壊れた」「誰も直せない」というRPAあるあるを回避できます。

ウゴクラの3つの強み

ウゴクラは「RPAの導入」だけをゴールにしていません。
私たちが目指しているのは、現場でちゃんと使われる自動化です。

そのために、単なるツール提供ではなく、業務を根本から見直すところから併走し、設計・実装・保守までを一貫して支援しています。

ここでは、ウゴクラの支援を他のサービスと分ける3つの強みをご紹介します。

① 「どこを自動化すべきか」から一緒に考える、業務設計力

多くの企業がRPA導入でつまずく理由のひとつは、「自動化するべき業務を正しく見極められない」ことです。

ウゴクラでは、ヒアリングからスタートするのではなく、実際の業務資料や操作画面を一緒に見ながら、フローそのものを図に起こすところから始めます。

たとえば、「求人情報をExcelで管理 → 複数媒体に手入力」している業務があったとします。
この場合、ウゴクラでは以下のような視点で分析します。

  • 求人原稿の構成はどうなっているか
  • 媒体ごとの仕様の違いはどうか
  • 人が介在しなければいけない判断ポイントはどこか
  • データの元は何か/最終的に誰に届く必要があるのか

こうした分析をもとに、「この部分だけを人が判断して、他は自動化に任せましょう」といった実践的な構成を提案します。

「壊れないRPA」ではなく「すぐ直せるRPA」

RPAは一度導入したら終わり、というものではありません。
特にWebのスクレイピングやログイン処理を使っている場合、サイト側のUIや仕様が変更されると、高確率で自動化が停止してしまいます。

ウゴクラでは、導入した自動化が止まったときに
「翌営業日には修正して復旧する」ことを前提にした保守体制を用意しています。

  • UI変更への柔軟なリカバリ対応
  • セッション切れ・認証エラーへの即時復旧
  • 媒体側の仕様変更を追跡して更新

「導入したけど、途中から動かなくなって放置された」という経験のある企業こそ、RPAの寿命を延ばす伴走パートナーとしてウゴクラの価値を実感していただけます。

「なんとなく困っている」を言語化する力

現場ではよく、「何が問題かうまく説明できない」「たぶん改善したいけど、どう言えばいいか分からない」という声が出てきます。

ウゴクラでは、こうしたもやもやした違和感を丁寧に言語化することを重視しています

たとえば、

  • 担当者が表情で「あ、これ手間です」と言った瞬間
  • 操作画面で一瞬止まってマウスを動かした仕草
  • 表には出てこないメモ帳の存在や、口頭確認のプロセス

こうした「言語化されていない業務の断片」に注目し、それらを整理・構造化してはじめて、本当に意味のあるRPAが実現します。

ウゴクラは、「ツールを売る」のではなく、「仕組みを作る」ために並走する存在です。
だからこそ、「自分たちだけではRPAは難しい」と感じていた企業にこそ、最も選ばれています。

導入事例こんな業務がゼロになった

ここでは、実際に「ウゴクラ」を導入した企業がどのような業務を効率化し、どれだけの時間を削減できたかをご紹介します。

いずれの企業にも共通していたのは、「なんとなく面倒」「慣れてしまっているけど非効率」な業務が放置されていたという点です。
ウゴクラが併走しながら、それを仕組みとして整えることで、驚くほどの変化が生まれました。

■ 事例① 応募者情報の転記作業が、まるごとゼロに

Before
ある採用支援会社では、複数の求人媒体(A社、B社、C社)から送られてくる応募者情報を毎日確認し、それをGoogleスプレッドシートに転記したうえで、担当者へメール送信する作業が日課になっていました。

  • 業務時間:1日1〜2時間
  • 担当者の精神的負担も大きい
  • 情報の転記ミスによるトラブルも発生

After(ウゴクラ導入後)
媒体ごとにスクレイピング・API取得などを組み合わせ、自動的に応募者情報を取得 → 指定フォーマットでシートに転記 → 担当者に通知メールを送信、という仕組みを構築。

結果として、週10時間近くかかっていた作業が完全になくなり、確認・判断の時間だけが残る状態になりました。

■ 事例② 営業報告の社内共有が、Slackに自動通知

Before
営業部門が日報や取引先の進捗をExcelに入力し、それを管理部門が毎日集約・確認・メール送信していた。
特に、「今日どの顧客に訪問したか」がリアルタイムに分からず、社内連携に遅れが生じていました。

After
Googleフォームからの入力内容をウゴクラが読み取り、Slackの指定チャンネルに「◯◯様と商談しました(本日13:00〜)」と自動投稿。
さらに日報データはGoogleスプレッドシートに集計され、週報として自動PDF化・送信。

結果、報告作業にかかっていた30分×人数分の時間が削減され、情報共有もスピードアップしました。

■ 事例③ 求人原稿の媒体ごとの投稿が、1画面から一括で

Before
採用代行を手がける企業では、1つの求人原稿を複数媒体に投稿する際、それぞれの媒体ごとの入力ルールに合わせて手入力する作業を担当者が行っていました。

  • 媒体ごとに入力項目・制限文字数が異なる
  • 投稿内容にズレが出やすく、品質管理も難しい

After
ウゴクラが専用の原稿入力画面を構築。1つの画面で原稿を作成すれば、媒体ごとの仕様に合わせて自動的に最適化され、各媒体へ自動投稿されるように。

結果、1案件あたり45分かかっていた投稿作業が、5分で完了するようになりました。

こうした事例の共通点は、「手作業をなくす」だけでなく、「業務の質そのものが上がる」という点にあります。
だからこそ、ウゴクラを導入した企業では、単なる効率化を超えた現場の変化が起きています。

おわりに】相談から、全てが始まる

私たちがこれまで出会ってきた企業の多くが、「何となく不便」「たぶん効率化できる気がする」という段階からスタートしています。

決して、「この業務を自動化したい」と明確に言語化できていたわけではありません。
むしろ、言葉にできないモヤモヤこそが、RPA導入の最大のヒントなのです。

ウゴクラは、そんな言語化できない違和感に寄り添いながら、

  • 「どこをどう効率化するか?」
  • 「自動化して本当にラクになるのはどこか?」
  • 「属人化やミスを防ぐには、どういう流れが最適か?」

といった視点で、一緒に整理し、形にすることから始めています。

RPAはあくまで「手段」であり、本質はあなたの会社にとって本当に必要な“仕組み”を作ること
そのための相棒として、ウゴクラは隣を走り続ける存在でありたいと考えています。

「これ、自動化できますか?」
そんな、ひとことからでも大丈夫です。
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